1998年春のG1予想反省記
ちょっと長いけど読んでみてね。


フェブラリーS、桜花賞、皐月賞は出走を回避。ただ、なんとなく。
天皇賞はメジロブライトの軸は堅いと思ってたので、相手探しに集中。△に予想したステイゴールドが2着に突っ込んで見事なヒット!!
これを機にこのwebページ「馬論」を友人のページに居候する形でスタート。しかし、これがわたくし司馬 駝人にとって暗いトンネルの入り口だとはその時全く考えていない。


NHKマイルカップ
本紙の創刊号での予想対象レース。何頭か無敗で出走してきた馬がいる。エルコンドルパサーはグラスワンダーがいなければこの馬と軸にする。しかし、2着がいけなかった。シンコウエドワードが突っ込んできた!あちゃ〜〜。無敗馬の中で能力的には落ちるのがこの馬と判断。しかし素質はあると評価したが、なにもここで素質を出すこたぁねーじゃんか!
不的中。


高松宮記念
これはもうなんにも言いたくはないね。天気のことまで面倒見切れないよ・・・。あそこまで天気が悪くなるとは考えなかったな。スギノハヤカゼに悲願のG1をという思いで本命にしたが・・・。
不的中。


オークス
軸は桜花賞馬ファレノプシスにした。ありとあらゆるデータを持ち込んで徹底的に予想した。どうやらファレノプシスで良さそうだな・・・。血統はあのブライアン・ビワのいとこ!2400m問題なし。あとは調教や追い切りで上位を選んだ。しかし結果は全く違うものになっていた。1着は的場テン乗りのエリモエクセルだった。・・・・・・・・・。シンコウエド「ワード」、エリモ「エクセル」・・・。ワード、エクセル・・・。マイクロソフトの陰謀か!?これで3連敗。ファレノプシスは3着・・・。武豊は次週のダービーで頭がいっぱいだったのかなあ。今年のG1はテン乗り騎手の馬が勝つ風潮が出来てしまった。
不的中。


ダービー
JRAのCMの駄洒落にあきれつつ始まったダービーウィーク。もうここで!の不退転の決意でページづくりに走る。キーボードを叩く力が余計に入る。スペシャルウィーク・セイウンスカイ・キングヘイローの3強ムード。2強よりも3強の方が堅く収まるのが競馬の常だとおもっていた。しかしレーススタートでキングヘイローが先頭に立ってしまった。福永にはダービーは重荷だったか・・・。セイウンスカイは直線で舞台から消え去った。勝ったのはスペシャルウィークだった。武豊は8大競走全制覇。おめでとう!馬もものすごーく強かった。買った馬の後方での競馬は見てて恐ろしいなとも思ったけど。2着は2頭の脱落の間隙ぬってボールドエンペラーが追い込む。8枠の3頭はこわかったが、まさかこの馬だとは重賞実績と河内の意地だ。
不的中。ついに4連敗創刊以来外れっぱなし・・・。
このころから私のwebページの居候先の友人から「本紙廃刊」の警告を受ける・・・。
「次の安田と宝塚外れたら、おまえの馬論ページは廃刊だ。居候させてやんねーぞ!!」
「そ、そんな・・・。」


安田記念
当日は雨だったが、タイキシャトルのフランス遠征壮行会。軸はこいつ!!今週はなんとしてでも当てねばならない。私のパソコンマシンの画面には勝利に喜ぶ私が幻となって見え隠れしていた。相手は外国馬の2頭は状態・能力・期待も関係なく、どうであれ連下におさえるぞ。あとはスピードワールド復活とシーキングザパールの巻き返しに期待する。結果はタイキシャトルの圧勝!!2着は外国馬でも期待しなかった方のオリエンタルエクスプレスが入った。先行策が成功。よかった・・・。当たって良かった・・・。外国馬両方おさえておいて本当によかった!!これで「馬論」発行は続行できるのだ。馬券を当てるのものすごく難しく苦しいことと、当たるのはこんなに感動的だというのが、よくわかった日曜日。涙が知らぬうちに頬を伝っていた・・・。
ヒット!!


宝塚記念
安田記念から1ヶ月くらいのブランク後のG1レース。安田記念的中金を宝塚に充てる。軸は天皇賞馬であり私の大好きなメジロライアン産駒のメジロブライト!親子制覇を祈る。しかし私の祈りは思わぬ形で裏切られてしまった。ゲート内でブライトが立ち上がって暴れたのだ。ブライト自身レースはもはや出来まい・・・。結局は4コーナーでつまずいて11着。私の春のG1はこれで終わってしまった。走らずして敗れ去った。サイレンススズカの南井は素晴らしいレース運びだったが私にとっては興味がなかった。ステイゴールドが天皇賞2着馬としてよく頑張ったことでブライトの代わりを果たしてくれたんだと理解しよう・・・。エアグルーヴはよく3着だなあ。でも全盛期に比べたら力が少し落ちてるかな。もはや発走除外の議論はもう何も言うまい。
不的中。


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