「馬論」軍団が選んだ1998年度代表馬
とりあえず、寄せられたコメントを掲載します。
後日、わかりやすく図表化する予定です。


まずはJRAが選出した年度代表馬から行きましょう。
ツッコミコメントは本紙編集人の司馬 駝人によるものです。

年度代表馬=タイキシャトル(174票)
●まあ、文句のないところでしょうマイル路線から選ばれたのは史上初。海外G1と安田・マイルCSをとっていれば当然か。1998年は海外へ競馬が向いた年ってことだな。
(サイレンススズカ16、エルコンドルパサー11、セイウンスカイ2、スペシャルウィーク1、メジロブライト1)
最優秀3歳牡=アドマイヤコジーン(204)
●文句ナシ。ただ、該当馬なしに1票ってのはどういうことだ!競馬わかってんのか!!名を名乗れ!
(アドマイヤベガ3、該当馬なし1)
最優秀3歳牝=スティンガー(207)
●当然。ただ、プリモディーネに1票・・・。不可解。ぜひその理由を聞きたい。
(プリモディーネ1)
最優秀4歳牡=エルコンドルパサー(119)
●2冠馬セイウンスカイには気の毒かな。まあJCの方がレース的に格上だし、一部ではJCが最強馬決定戦という人もいるしね。
(セイウンスカイ77、スペシャルウィーク8、グラスワンダー4)
最優秀4歳牝=ファレノプシス(205)
●2冠馬!これも異論のないところだね。ただ、なぜエガオヲミセテに1人投票し、該当馬なしに2票あるのだろう。2冠馬でも最優秀4歳牝馬の資格がないのか!どれだけ勝てばいいんだ!
(エガオヲミセテ1、該当馬なし2)
最優秀5歳以上牡=タイキシャトル(116)
●そりゃそうだろう。年度代表馬として投票してるのならこういう結果になる。でも年度代表馬に174なのに、ここでは116。58人は矛盾した投票をしているのでは?それともここではサイレンススズカに入れようという気持ちが入ったか?
(サイレンススズカ73、メジロブライト17、オフサイドトラップ2)
最優秀5歳以上牝=メジロドーベル(109)
●まあ、エアグルーヴをエリ女で破って最強牝馬の座をエアから奪い取ったのだから。でもすこし疑問ありだな。タイキシャトルを年度代表馬にしたってことは海外G1での活躍を大きく評価したからのはず。ならば海外G1を勝ったシーキングザパールへの投票がもっと増えていいのでは?
(エアグルーヴ61、シーキングザパール38)
最優秀父内国産=メジロブライト(178)
●これは大変個人的に嬉しいですよ!だって好きな馬だから。それだけに許せないのが、ツルマルガイセン、カネトシガバナー、グルメフロンティア、該当馬なしにした計6名は天皇賞馬メジロブライトが父・メジロライアンだって知っているのか。まさか、父内国産重賞のウィナーが最優秀だとかたくなに信じているのか?なら、トウショウオリオンになぜ票が入らないんだ(笑)。
(メジロドーベル24、ツルマルガイセン2、カネトシガバナー1、グルメフロンティア1、該当馬なし2)
最優秀短距離=タイキシャトル(180)
●やはりマイネルラヴに18人入れたか・・・。該当馬なしというのは閉口するね、もう。競馬って分かってる?短距離って分かってる??
(マイネルラヴ18、シーキングザパール6、エルコンドルパサー1、該当馬なし3)
最優秀ダート=ウイングアロー(61)
●アブクマポーロはJRAじゃないから投票できないよ。ポーロ以外に考えられない。ウイングアローもやっぱりいまいち。この気持ちが該当馬なしに74票流れたものと思う。これはいろいろ議論のある部分だろう。ナリタホマレが0票なんて・・・。こいつはJRAだぜ。まあ、JRAのレース体系がダートレースに対して中途半端なんだよ!
(グルメフロンティア54、マチカネワラウカド9、エムアイブラン5、タイキシャーロック3、ワシントンカラー2、該当馬なし74)
最優秀障害=ノーザンレインボー(136)
●障害レースは見てないのでノーコメント。
(ビクトリーアップ8、ゴッドスピード7、レガシークエスト1、該当馬なし56)
特別賞=サイレンススズカ(選考委員会で決定)
●当然だ。20世紀最後の快速逃げ馬だった・・・。


こんにちわ れンれンです(^^) れンれンの年度代表馬選考結果
年度代表馬 タイキシャトル 海外GTを勝った功績と戦績
最優秀3歳牡馬 アドマイヤコジーン 文句無し
最優秀3歳牝馬 スティンガー これも文句無し
最優秀4歳牡馬 エルコンドルパサー セイウンと迷ったけど、勝ったレースのメンバーを比べて。 最後の決め手は毎日王冠かな^^;
最優秀4歳牝馬 ファレノプシス 文句無し
最優秀5歳以上牡馬 サイレンススズカ 現5歳の不甲斐なさも手伝って、ひときわ目立つ
最優秀5歳以上牝馬 メジロドーベル 女帝を倒した功績
最優秀父内国産馬 メジロブライト 天皇賞(春)勝ち馬
最優秀スプリンター シンコウフォレスト 何かあげたい・・・好きだし(^^ゞ
最優秀ダート馬 アブクマポーロ 東京大賞典も勝ったし・・・^^;
最優秀ジャンパー ノーザンレインボー 障害成績
最優秀助演馬 ステイゴールド ポスト ナイスネイチャの道は始まったばかり(笑)
以上です(^^) ではでは


こんばんは、ogataです。
【年度代表馬】 まず肝心の年度代表馬。 これは正直迷いました…。ですが、今年を 思い出す時、1番最初に思い出せるような馬が 1番年度代表馬にあってると思うんです。 そういう意味も含めて、 「タイキシャトル」ですかねぇ。
【最優秀3歳牡馬】 これは朝日杯を勝ったことですし、成績、 そして能力的な面でみても 「アドマイヤコジーン」でしょう。
【最優秀3歳牝馬】 これも上記と似たような話ですが 「スティンガー」ですね。
【最優秀4歳牡馬】 ハッキリいって、ここが1番迷いました。(^^;) 単純に候補だけでも、セイウンスカイ、 スペシャルウィーク、エルコンドルパサー、 グラスワンダーと4頭もいます。ですが菊花賞を 勝って2冠を達成したセイウンスカイが 少し上位…と判断して 「セイウンスカイ」です。
【最優秀4歳牝馬】 これは問答無用で 「ファレノプシス」でしょう。
【最優秀5歳以上牡馬】 順当にいけば天皇賞を勝ったメジロブライト… ですが人気的にも、競馬界に与えた影響的にも 「サイレンススズカ」しかいないですね。
【最優秀5歳以上牝馬】 うーん、ここも悩みますね。ですが、やっぱり メジロドーベルのGT4勝達成は確かに凄いです。 「メジロドーベル」で。
【最優秀父内国産馬】 内国産で活躍した馬…もうコレでしょう。 「メジロブライト」
【最優秀スプリンター】 海外のスプリントGTを制した評価から 「シーキングザパール」です
【最優秀ダート馬】 地方、中央関わらず好走し、 ダート3冠を惜しくも達成できなかった 「ウイングアロー」に…。
【最優秀ジャンパー】 うーん、特に凄く活躍した馬もいませんし、 これは「該当馬無し」ですかねぇ。 っとこんなものです。
結構普通に選出してますね。(笑)
あと、個人的に表彰するべき馬が3頭います。
まずサイレンススズカ【最優秀国民名馬】として 称えたいです。
コレほどまでの名馬が、血統も残せず、 また名前も残せないのは歯がゆいです。 我々の心に残ると共に、競馬界にもいつまでも 伝説的存在で名前を残してほしいです。
そして【最優秀海外遠征馬】として、 タイキシャトルを再び称えたいと思います。 シーキングザパール、ミッドナイトベットも同様に海外のGTを 勝利しましたが、タイキシャトルの勝った ジャック・ル・マロワ賞はフランスのみならず、欧州の名門レースです。 そんなレースの戦跡に、日本の馬の名が載ることは 大変名誉な事です。彼の強さを認めた人が 国内だけではない事を、改めて知って欲しいですね。
最後に【最優秀生産馬】として コウエイロマンを称えたいと思います。 珍しい九州産馬…それだけで注目される中で、 彼女は有名な馬産地で生まれた馬達、 そして外国産馬達に負けないほどの実力を 我々に見せつけてくれました。大切に育ててきた 関係者の方々の為にも、この馬を称えてあげるべきですね。 以上です。
長くなりましたが、私の意見はこんなところです。 まあ人其々に色々な意見があると思います。 言い返せば、それだけ今年の競馬が面白かった、 盛り上がった、忘れられなかった…っという事なのでしょう。 1998年はいい意味でも悪い意味でも、JRAにとって 1つのターニングポイントになったと思います。 では、これにて…。


年度代表馬は、文句なしにタイキシャトルでしょう。でも影の代表馬としてサイレンススズカと思う。あの悪夢がなければ天皇賞を勝っていたでしょう。希代の名馬です。
最優秀4歳牡馬は、エルコンドルパサーとグラスワンダー、2冠馬を制したセイウンスカイですが、内国産を選出したい気持ちもあるが、エルコンドルはダービー馬スペシャウィークの他、古馬や外国馬を破っているし、またグラスワンダーも有馬で古馬や2冠馬セイウンスカイを破った。 世阿弥でした。


年度代表馬・・・・・・・タイキシャトル
最優秀3歳牡馬・・・・・アドマイヤコジーン
最優秀3歳牝馬・・・・・スティンガー
最優秀4歳牡馬・・・・・エルコンドルパサー
最優秀4歳牝馬・・・・・ファレノプシス
最優秀5歳以上牡馬・・・タイキシャトル
最優秀5歳以上牝馬・・・メジロドーベル
最優秀父内国産馬・・・・メジロブライト
最優秀スプリンター・・・タイキシャトル
最優秀ダート馬・・・・・ウイングアロー
最優秀ジャンパー・・・・ノーザンレインボー

特別賞1 サイレンススズカ・・・・快速馬の功労に対して
特別賞2 シーキングザパール・・・日本馬初の海外G1レース制覇の功労に対して
特別賞3 ミスタートウジン・・・・日本競馬最年長出走記録の功労に対して
特別賞4 オフサイドトラップ号とその関係者・・・ 屈腱炎という不治の病にも関わらず8歳にしてG1レースを制覇した 功労に対して
以上が一覧です。
簡単にコメントを・・・。
■年度代表馬 有馬記念結果次第ではセイウンスカイでも良かったのですが脱落。 最終的にはエルコンドルパサーとの争いとなりました。 エルコンドルパサーは4歳時の成績が7戦6勝。2着1回。 その1回がかのサイレンススズカの2着という事で内容的に見ても クラシックディスタンスで国際G1であるジャパンカップを制している事から 内容的には互角です。 が、タイキシャトルは不慣れな海外でのG1レース制覇という快挙を 成し遂げており、その偉業には日本という地でG1レースを制覇するのとは 訳が違うという判断に達し、こういう裁定になりました。
■最優秀4歳牡馬 その観点から見ると最強の4歳牡馬はエルコンドルパサーであると 言えましょう。G1の内容で見るとセイウンスカイの方は 皐月賞、菊花賞のクラシック2つ、一方のエルコンドルパサーは NHKマイルC、ジャパンカップ。 今までの日本競馬の観点から判断するとセイウンスカイの方が 価値があるように言われてきましたが、現在、国際G1として 幅広く行われている距離である1マイル、1マイル半のレースを、 しかも国際G1を勝っているエルコンドルパサーの方が 上と見れるでしょう。 レースのメンバーを見てもセイウンスカイが負けているのは ダービーのスペシャルウィークボールドエンペラー、ダイワスペリアー、 有馬記念のグラスワンダー、メジロブライト、ステイゴールド。 スペシャルウィークには弥生賞でも敗れており、単純な判断で 行くと例えジャパンカップにセイウンスカイが出ていても勝つという 可能性は少なかったのではないでしょうか。
■最優秀内国産馬 今年は内国産種牡馬が不振の年で、リーディングサイアー20位以内に 内国産の種牡馬はわずか4頭しかいない。 さらに今年のG1レース勝ち馬で内国産種牡馬を父に持っている馬は 2頭だけ。メジロブライトとメジロドーベル。 この馬同士の争いなら単純にブライトの方が上であろう。 春の天皇賞を制し、暮れの有馬記念2着。中間の成績が芳しくない面が あるが、大舞台での底力を見せている。ドーベルはエリザベス女王杯だが いかんせん牝馬限定重賞では多少見劣りする。 また、春の成績が今一つなのもマイナス材料。 せめて牡馬混合G1を制していればドーベルに利があったろう・・・。
■最優秀ダート馬 そりゃもちろんアブクマVSメイセイ・・・・ってそれは地方の話。(笑) さて、中央のダート路線だが、G1フェブラリーSを制したのは グルメフロンティア。しかしメンバー的には揃っていたものの、 やはり地方の2大勢力に対抗できる馬はそうそういない。 そういう思いを込めてという訳でもないがウイングアローには まだまだこれから力を付けていく可能性があると思う。 しかも伸び盛りの明け5歳。アブクマもそろそろ力が衰えてくる頃だろうが メイセイオペラはまだまだ健在だろう ウイングアローは4歳ダート路線2冠。ダービーグランプリこそ 2着に終わったが、開催日延期の影響が無かったとは思えない。 順調に行っていたら東京大賞典でアブクマ&メイセイとの3強 対決が見れたと思うと多少残念。


MIZUHOさんの選出です。
年度代表馬 ・ セイウンスカイ  
タイキシャトルは凄いと思いますけど私としては純粋な内国産馬にやっぱり年度代表馬になってほしいです。そういうわけで四歳勢NO1 のセイウンスカイを選びました。
最優秀3歳牡馬 ・ アドマイアコジーン  
これは文句なしでしょう(^^;朝日杯でのあの末脚は鬼気迫るものがありましたものね。
最優秀3歳牝馬 ・ スティンガー  
連闘で挑んだ3歳牝馬S見事勝った スティンガーはたいしたもんですよね
最優秀4歳牡馬 ・ セイウンスカイ  これもけちのつけようがない強さでクラシックを2冠した実力は素直に評価できると思いますよ(^^)今年も頑張ってほしいですよね
最優秀4歳牝馬 ・ ファレノプシス  
私は正直2冠取れるとは思ってませんでした(^^) ハハ  
でもやっぱり現時点ではファレノプシスが他の4歳勢の中ではトップですよね(^^;
最優秀5歳以上牡馬 ・ メジロブライト  
古馬勢の代表格はやっぱりこの馬でしょ2400M以上なら確実に連に絡むあの末脚今年も古馬を代表して頑張ってもらいたいです!
最優秀5歳以上牝馬 ・ メジロドーベル&エアグルーヴ  
ここは2頭選ばせてください。なんと言っても牝馬古馬戦線はこの2頭が引っ張ってきたと思います。
最優秀父内国産馬 ・ セイウンスカイ  
クラシック2冠は評価できますよ、去年はブライトと共に内国産馬に明るい未来を提示してくれました今年も頑張ってください(^^)
最優秀スプリンター ・ マイネルラヴ
どうしてこの馬が最優秀スプリンターかそれはタイキシャトルにG1で初めて土を付けた馬ですものシャトルの状態がどうであったのであれ  あの時のマイネルラヴの強さは本物ですよ、だからかえって最後のレース勝てなかったシャトルは切りました。
最優秀ダート馬 ・ ホクトベガ  
ごめんなさい、私にとっての最強ダートはこの馬しか考えられないんです  もうこの世にいないのはわかってます。でもダートの楽しさ面白さ  地方交流の門を開けたのは紛れもなくホクトベガです。私にとっての最強ダート馬は一生変わることはないでしょう
最優秀ジャンパー ・ ?  ごめんなさい!わからないんです(;;)
あと、個人的にどうしても表彰したい馬
ライスシャワー 
私に競馬の面白さを教えてくれた馬そして競馬の悲しさ も教えてくれた馬私の心に一生残る名ステイヤーです今年も予想に頑張りましょう! 応援してます MIZUHO


みなさん、正統派な選出、思い入れたっぷりの選出さまざまでした。
JRA所属じゃないアブクマポーロを選んだり、ホクトベガを選んだりしているくらいです(笑)。
ここで、「1998馬論オフィシャル年度代表馬」を決めようと思ったのですが、それぞれの思いがあるので「馬論」がオフィシャルで決めるのはあまりにも強引すぎると思いました。ですから「1998馬論オフィシャル年度代表馬」の選出は中止します。

なお、本紙編集人である司馬 駝人が選んだ年度代表馬は別にページを作っています。こちらをクリック!してください。


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