馬論マナー宣言


2000.6.29

私もG1ファンファーレの時には
最近、ひとつだけ心がけていることがあります。

場外にいても、競馬場内でもそうなんですが、
立っている姿勢をきちんと正して
かぶっている帽子を脱帽して
その帽子を胸にあてています。
つまり、アメリカでよく見かける「敬意」を表すアクションです。

それは・・・
「自分の馬券の的中のために」(笑)と、
G1レースに出ている馬たちに敬意を表し、
 無事に走ってくれることを祈るために
」です。

みんながみんなこのように振る舞えとは言いませんが
こういう気持ちだけをほんの少しでも持てば
“G1ファンファーレの大騒ぎは減っていくと思います。

美浦の現役厩務員さんのコメントが、某掲示板にありました。
(これは大切なことだと思い、失礼ながら、転載させていただきました)

真剣にここまで考えてもらっていると現場の人間としては、非常に嬉しいです。
自分達としても極力競馬場の環境に耐えられるよう、気を使っていますが、
本質的に臆病かつ敏感な動物(先天的な自衛反応)なため限界があります。
あまりに強い刺激を受けるとそれがトラウマとなってしまい、
ゲート難や異常なイレ込みにつながる事があります。

ここに(「ここ」とは某掲示板のことです)参加している人達のような競馬ファンが
増えてくれることを期待しています。


1999.4.27

G1レースシーズンに入ってきました。競馬場に出かけるならば
「出馬表」と「ペン」とを持って、
「マナー」をわすれずに出かけましょう!
特にレース直前のファンファーレの時の手拍子や、歓声はできるかぎり遠慮しましょう。
パドックでのストロボ撮影も控えましょう。

そのために馬が集中できなくなり、
結局
自分の馬券をフイにしていることになるのです。
手拍子や歓声など騒ぐのは自宅かウインズでやってください。
パドック撮影は天気の悪い日の場合、感度のいいフィルムを使えば問題ありません。
ゴール前の紙吹雪はレース映像を汚すばかりでなく、写真判定の妨げにもなります。
福島競馬場では、ゴール前でジャンパーを投げ上げた奴もいます!!
そんな馬鹿なことは決してしないでください!

スリット写真に紙吹雪などが入ると最悪の場合は
レース不成立になります。
ましてや、ジャンパーが判定写真に入ったら・・・。

これもまた、
自分の馬券をムダにしますよね。
レースが終わったら、自分たちで出したゴミや外れ馬券は
自分たちで持ち帰るなどの処分をしましょう。

競馬は単なるギャンブルではありません
「強い馬が強い勝ち方をして、感動を与えるスポーツ」
(メジロマックイーン、ナリタブライアンで教わりました)
「自分の好きな競走馬を、そしてその仔を愛し続けられるスポーツ」
(メジロライアン→メジロブライトで知りました)
「予想をして楽しんで自由に参加できるスポーツ」
(毎週そのつもりで競馬してます)
と、信じています!!


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